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変わりゆくものと変わらない大切なもの

弊社を育ててくれた、新潟県上越市は、日本で最も雪の多いところです。
様々な場面での雪の美しさは、風物詩でもあり郷土の誇りでもありますが、一方で雪に閉ざされる長い冬は、上杉謙信の昔から上越の暮らしを過酷なものにしてきました。

上越の人々は、雪の荷重や湿気などが、従来の木材による建築の耐久性を著しく損なうことも、仕方のないことだと考えてきました。
弊社 ㈱サトコウは建物の構造、外壁、屋根、排水や暖房などの設備に至るまで雪の重さや寒さや湿気に負けない「鐵の一貫体制」を作り上げ、郷土にご奉仕することを創業以来、社是として肝に銘じてきました。

一方で、時代は目まぐるしく変化し、情報や価値がグローバルに流通する状況は、日々加速していきます。
弊社は、その時代の変化に即応するため、「動く建築」/SSUT工法を独自に開発して、さらに「鐵の一貫体制」を時代の変化に合わせて洗練させる努力を重ねて参りました。

とはいえ、時代がどのように変化しようとも、地域に奉仕し、必要なものを的確に製作してお届けするという、シンプルな理念が変わることはありません。

変わりゆくものと変わらない大切なもの。

それをよく見極めながら、柔軟な発想力を失わない。その意思が、サトコウの「鐵の一貫体制」の背骨を貫いています。
日本の社会は、これから従来の前提が次々に崩れていくような、難しい時代に直面していくことと思いますが、常にフレッシュな発想力と行動力で、皆様のお役に立てるように精進を続けてまいります。